○協定書

上尾市、桶川町及び伊奈村の三市町村において、上尾、桶川、伊奈衛生組合(以下「組合」という。)設立に際し、次のとおり協定する。

1 上尾市は、し尿運搬用道路として国道17号バイパス(桶川町大字桶川字欠折1,900番の1地先)から大久保山及び桶川町大字小針領家地内を経て同字本村765番地先に至る間の桶川町道約3,252メートルを幅員8メートルに拡幅(一部新設)し、簡易舗装する。工事の施行については桶川町と協議しその費用を桶川町に納入する。ただし、拡幅に伴う敷地買収費のうち、桶川分については坪当り1,300円は桶川町が支弁する。

2 前項の工事は、昭和39年度着工し、昭和41年度に完成すること。ただし、第1期工事として桶川町大字小針領家字御ノ木73番地から同字本村765番地先に至る間は、一部簡易舗装工事を除きし尿処理施設(以下「施設」という。)操業開始までに完成すること。

3 伊奈村は、第1項の経費につき上尾市と協議し、上尾市に対し応分の負担すること。

4 施設操業開始後、組合が指定する桶川町道の維持補修費については、組合予算に負担金として計上し、桶川町に納入すること。

5 施設設置地元民からの要望により建設される集会所の建設費は組合が負担すること。

6 施設敷地の所有権は桶川町とし、組合は桶川町へ賃借料を支払うこと。

以上の協定事項は、上尾市、桶川町及び伊奈村議会のそれぞれの承認を得て、本協定成立を証するため関係市町村議会の承認議決書を添付した本証書を3通作成し、関係市町村長記名押印し、各その1通を保有するものとする。

昭和39年4月27日

上尾市長 斉藤一布 [印]

桶川町長 岡地富代 [印]

伊奈村長 坂戸公隆 [印]

附記 関係市、町、村39年4月30日の臨時議会において可決した。

確約書

上尾市、桶川町及び伊奈村の3市町村において、上尾、桶川、伊奈衛生組合を設立するにあたり、上尾市は桶川町に対し、次の事項を実施することを確約する。

1 芝川及び鴨川を速かに改修し、桶川町の汚水が完全に流れるようにする。

2 前項に関連し、桶川町町谷地内、神明団地の汚水が完全に流れるように下水路改修工事を速かに施工する。

3 上尾市と桶川町の境界の旧中山道から国道バイパスに至る宮沢氏宅地前の取残されている拡張工事をすること。

4 桶川町警察通りと国道17号バイパスの交差点から上尾市上平地内を経て御ノ木までの道路を拡張整備すること。

以上の工事は誠意をもつて実施することを確約する。

昭和39年4月13日

上尾市長 斉藤一布 [印]

桶川町長 岡地富代 殿

協定書

昭和39年4月27日 種別なし

(昭和39年4月27日施行)

体系情報
第1編
沿革情報
昭和39年4月27日 種別なし